ついつい失念してしまいがちなのですが、
公転周期は50.76年。
占星術上でいつ頃から使用されているものなのか
記憶が定かではないのですが
私が初めてキロンの存在を知ったのは
1991年6月に刊行された鏡リュウジさんの
「魂(プシュケー)の西洋占星術」で、でした。
この本の中だとケイロンと呼ばれております。
傷やトラウマ、癒しの意味を持つキロン。
2008年12月にホロスコープ鑑定のプロ(?)デビューをしたときに
キロンについてはリーディングに使わないつもりでした。
・・・なのですが、2009年の2月あたりには
ドラゴンヘッドとキロンを使わないと
ちゃんとした鑑定にならんなと痛感。
「トラウマ~あなたが生まれてきた理由」が
2009年8月に発売されてキロンのリーディングに役立てました。
トラウマ あなたが生まれてきた理由 [ 江原啓之 ]
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ホロスコープ鑑定にキロンをどう役立てば良いのか
わからない人にはおすすめです。
あとはキロンの周期の約50年を使っての
運勢予測なども鑑定をしてるうちに
自然に身についてきたように思います。
さて、今は牡羊座に移ったキロン。
牡羊座のキロンはつまりは自己表現や自分の存在意義に関しての
傷やトラウマであり、それを癒すことにつながります。
自撮りブームやSNSでの発信ブーム、
セルフメディアブームがあったわけなのですが
キロンの牡羊座入り以降は
何だかイタイ感じが強まっているかもしれません。
今はまだ自分の中で何かしらの分離感がある人も
見つける・・で良いんじゃないでしょうかね。
牡牛座に何かしらの天体がある時期って
自分をしっかり持っていないと動けなくなる時期でもあるような。
今、何だか立ち止まっている人は
具体的な行動について考えを巡らせるのは
11月以降にする、として
今は牡羊座のキロンを利用して
しっかり癒されますように。