3時間でインド映画に特有のインターミッションなしですが
長さはあまり感じませんでした。
原題の「バジュランギ・バイジャーン」は
バジュランギ兄貴という意味なんだけど
邦題はおじさん・・・・
ラストで迷子の少女は「おじさん(mama=母方のおじさん)」と呼びかけます。
演じるサルマン・カーンは1965年生まれ。
兄貴というよりもおじさんがしっくる来るお年頃。
(ちなみにインド映画三大カーンと呼ばれるスター俳優の
サルマン・カーンもシャー・ルーク・カーンもアーミル・カーンも
3人とも1965年生まれである・・・。)
おじさんという邦題もありかなあと思いました。
前半がインド編、後半がパキスタン編。
話し言葉はほぼ通じる、という話を聞いたことがありますが
確かにそのようです。
両国の間には積年の問題もあり
映画ならではのファンタジーではあるんですけど
じわじわくるファンタジーでした。
1965年生まれの人のホロスコープ図はわりあいに派手なタイプが多い。
サルマン・カーンのホロスコープ(出生時間は推定)はこんな感じ。
グランドクロスとグランドトラインの混合型と思います。
ヤンキー気質とくそまじめさも混在。
プライベートで幸せなタイプの人なのか?と問われると
ちと微妙ではあるのですが、ヒンディー語圏では国民的人気のある
庶民派スターなのでしょうねー。
インド映画の俳優さんにありがちな無駄にマッチョなんですが
今回の作品だとインド相撲(クシュティー)を子供の頃から嗜んでいる
(ただし、くすぐったがりやのため選手としては大成していない)という設定で
ブチ切れると怪力ぶりを発揮します。
なので多少は必然性のあるマッチョでしょうか。
前半はベタにインド映画っぽいダンスシーンも多いのですが
後半はロードムービーです。
後半部分はインド映画苦手って人も楽しめそうです。
お近くで上映されていたら是非観に行ってみてください。
下記ページにも情報を出しております。